府民連ニュース2010年11月10日号を紹介します
高い支持率だけど、対話すれば「変わる」ことを実感
カギは対話!「国保・子ども署名」で住民の中へ!
福島区で“地域ローラー” 地元と府民連の共同で
東大阪は11月23日(祝)に計画
府民連は「明るい会福島区連絡会」と共同で11月7日(日)、「国保・子ども」署名行動にとりくみました。福島区と府民連のメンバー総勢28人が参加。8組に分かれて、地図と署名用紙、チラシをもって、一軒一軒を訪問。意思統一後の1時間半の行動で、約250軒を訪問、139人と対話、そのうち96軒が署名に応じ、130人分の署名が集まりました。
橋下知事を支持している人も、「対話すれば変わる。変えることができる」との確信をもてる行動になりました。
行動参加者、口々に「おもしろかった」
行動のあと集合場所に戻ってくる人たちの第一声は、「面白かった」でした。
「大型開発は後回しに、福祉や教育を優先的に」の声
行動後の交流会で、参加者から、「大阪市民は『大阪都』構想への反発があるように感じた」「橋下知事を支持しているでも、知事がやっていることの中身を知ると変わる」「事実を知るとわかってくれる人が多かった」などが報告され、橋下知事への支持が確固たるものでないことが浮き彫りになりました。
ある女性は、政治に望むこととして、「大型開発は後回しにして、福祉や教育を優先的にしてほしい」と語り、署名にも応じてくれました。
「橋下支持」だけど、生活はたいへん
「1軒の対話に40分もかかった」という組も。「じっくりと相手の意見を聞いて、対話しようと考えた」とのことです。
橋下知事を支持するという人は、「役所はムダなことばかりしている。いままで見えなかったムダを、橋下知事が見えるようにしてくれた。ムダづかいをやめてほしい」と話しました。生活のようすを聞くと、「少ない年金生活で、医療費がかさんでたいへん」とのこと。福祉・医療の充実については、「(府に)お金がないのならしゃーない」といいつつ、署名には応じてくれました。
「『維新の会』にがんばってもらいたい。“格差をなくして平等にしよう”という考えはおかしい。子どもも競争意識を持ったら伸びる」という人もいました。“あの子に勝ちたい”とがんばって伸びていくことは大切なことと語りつつ、「知事は、教育の予算を大幅に減らして、学校運営がなりたたないようにしてしまった。そのうえ猛烈な競争をけしかけている」「維新の会の言っていることと、やっていることをよくみて、考えてください」と話せば、「考えます」という反応も返っています。
知事に「最近、疑問をもつようになった」の声も
橋下知事支持層にも変化が起きつつある
すぐに署名に応じてくれたある女性は、「橋下知事を支持してきたけれど、最近、『エリート教育を』などの発言を聞いて考え直している」「娘が産休明けて会社に行ったら『明日からこなくてもいい』と言われた。次の仕事を探しているが、全然見つからない。働きたい人が働けるように雇用を増やしてほしい」と語っていました。
他にも「知事を支持していたが、最近、何かおかしいと疑問を持つようになった」という人がおり、支持していた人の中に、変化が起きつつあることもわかりました。
また、「知事を支持している」とハッキリという人も、説明すると、「チラシ読んでみるわ」「勉強してみる」という人や、「この署名なら賛成」と署名に応じてくれる人もありました。なかには、「勉強するわ」というので署名用紙を預けると、後から追いかけてきて署名を届けてくれる人もいました。
* * *
住民との対話をすすめれば、「変える」ことができます。東大阪では11月23日に署名行動を予定しています。すべての地域で行動を起こしましょう。
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