府民連ニュース2008年7月1日号
「維新案」抜本見直し、開発・「同和」やめくらし支援と財政再建の両立を
7月臨時府議会開会 府民連など府庁包囲行動
真夏日となった1日、橋下「維新案」と今年度本格予算を論議する臨時府議会が開会しました。午前10時からの障害者8者懇による1千人集会・デモにつづき、昼には府民連が集会・デモをおこないました。
日本共産党府議団を代表して激励あいさつをおこなった宮原たけし府議は、「知事は大型開発のことになるととたんに歯切れが悪くなる。『弱者に配慮した』というが、障害者施策なども削減を先送りしただけ。来年度予算も見通したたたかいに全力をあげよう」とよびかけました。
つづいて、府の臨時職員、弁護士、文化関係者の立場からそれぞれ決意表明がおこなわれました。府立高校教務事務補助員の横尾和美さんは、「私たちは府がつくったワーキングプア。大阪の非正規労働者百数十万人のひとりとして、かんたんに首を切ることは許せない」とのべました。
弁護士の大前治さんは、「弁護士の仕事とは事実を積み重ね真実を明らかにすること。弁護士でありながら知事の発言は事実から出発していない。憲法が保障した地方自治を守るため、弁護士も集会や宣伝などがんばります」と力強く表明。第32回大阪春の演劇まつり実行委員会の杉本進さんは、「演劇関係者だけでなく青年の文化の拠点となっている青少年会館を、知事の一存でつぶしていいのか。『改革』の中身と施設の価値をもっと府民に知らせよう」と訴えました。
前田仁美・府民連事務局長が行動提起をおこない、①代表質問・一般質問、各委員会を傍聴しよう②各会派・地域選出府議への要請行動を旺盛に③7/14、22の行動(下記参照)に参加を、とよびかけました。
500人の参加者は、集会後府庁周囲をデモ行進しました。シュプレヒコールにくわえ、今回は「なんでやねんコール」を決行。「大型開発ムダづかいなんでやねん!」「私学助成きりすてなんでやねん!」と府庁に向かって声をあげました。
7月臨時府議会の日程
代表質問 7/3(木)4(金)7(月) P1~
一般質問 8(火)9(水)10(木) P1~
常任委員会 14(月)15(火)16(水)17(木)A10~
(常任委員会予備日 18(金)22(火)A10~)
閉会本会議 23(水)P1~
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