府民連ニュース2008年5月14日号
「府民泣かせでなく、ムダけずり国の責任求めて大阪府の財政再建を」
――府下各地の街頭で宣伝行動
府民要求連絡会のよびかけで、5月13日、府「財政再建プログラム試案」にたいする宣伝行動が府下各地でおこなわれました。
京橋駅頭では、12の府的団体から60名が「くらし切り捨ての橋下『改革』ではなく、大型開発・同和けずり国の責任求めて財政再建と府民サービス両立を」と宣伝。
府民連などの連名ビラを配布するとともに、それぞれですすめている署名を、通行する勤め帰りの人びとなどによびかけました。
新婦人府本部は、「試案」への賛否を問うシール投票をおこないました(写真)。
理屈ぬきで橋下知事を支持する人もいましたが、対話のなかで「試案」の内容を知って「反対」にシールを貼る人も。42人のうち32人が「反対」に投票しました。
各団体の代表がマイクを握ってのリレートークでは、
「お年寄り、障害者、乳幼児、ひとり親家庭という社会的弱者の医療費をきりすてる『弱い者いじめ』は許せない。『試案』は撤回を」(歯科保険医協会)
「私立高校に通っている子どものくらしはたいへん。深夜までアルバイトをして学費や生活費を捻出している生徒もいる。命綱の私学助成を守ってほしい」(大私教)
「国の後期高齢者医療制度が実施されて、高齢者の悲鳴があがっている。大阪府は府民のくらし守る役割を果たして」(大生連)
「35人学級、学校警備員を守れと、保護者や学校関係者の幅広い共同の運動が広がっている。『試案』を撤回させて子どもと教育を守ろう」(大教組)
「橋下知事のいう『今年度から1100億円』に根拠はない。くらしを守りながら、ムダな大型開発や同和をやめれば財政再建はできる」(府職労)
などと通行人に訴えました。
東大阪でも13日、朝夕あわせて70人が市内13か所で宣伝。
横断幕をわざわざ見に来たり、宣伝隊に声をかけてくる通行人も。
またうけとったビラをバスを待ちながら読む人も多く、府民の関心の高さをうかがわせる宣伝となりました。
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